KEYWORD:05 ( na, ni, nu ne, no )
嘆きの歌
古都トレーネにおいて、禁術に指定された感応系法術。
対象の精神的トラウマを脳内で再現、つまり、見せることができる。
空間に作用し、使用者を中心に、敵味方、生物・非生物関係なく影響を及ぼす。
対象の記憶の中から、最も精神的トラウマとなる記憶を自動的に選択肢してランダム見せる場合と、擬似的に精神的トラウマを作り上げて見せる場合の2種類が存在する。
その記憶(映像)を擬似的に知覚するのは対象のみのため、嘆きの歌の効果を受けた者は、何もないところで一人でわめいたり怯えたりしているように見える。
高位の感知特化の場合、対象に見せる映像をある程度コントロールすることができるため、同士討ちをさせることもできる。
ただし、そこまで能力の高い感知特化の法術士は、能力が高すぎるゆえに当人が先に精神を患っているケースが圧倒的に多いため、事実上、不可能である。
この禁術を使える、とあるラティメリアは古都トレーネから危険視されている。