2024/4/ この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
→ ブラーナ童話
絵本作家であり、博士であり、一人の母親でもあったエミリア・ブラーナによる童話集。
全17話。
01.二人の主人
02.ブュィブラ英雄譚
03.とある旅人の話
04.ミオソティスの詩
05.シャンテレィンの精霊
06.宝石の娘たち
07.ぬいぐるみになったくま
08.願いを叶えない宝珠
09.あるありふれた人形の話
10.ヴァリスの環
11.妖精がくれた黄金のチーズ
12.公爵ベレンガールと騎士ロメー
13.リムとリザ(既存世界と代替世界に関連)
14.孤独の王
15.カナリアとナイチンゲール
16.ワインの樽
17.グルニカの宝物
#サイト未収録
#オスティナート大陸
#旧ネリアン大陸
#ヴェルシエル大陸
絵本作家であり、博士であり、一人の母親でもあったエミリア・ブラーナによる童話集。
全17話。
01.二人の主人
02.ブュィブラ英雄譚
03.とある旅人の話
04.ミオソティスの詩
05.シャンテレィンの精霊
06.宝石の娘たち
07.ぬいぐるみになったくま
08.願いを叶えない宝珠
09.あるありふれた人形の話
10.ヴァリスの環
11.妖精がくれた黄金のチーズ
12.公爵ベレンガールと騎士ロメー
13.リムとリザ(既存世界と代替世界に関連)
14.孤独の王
15.カナリアとナイチンゲール
16.ワインの樽
17.グルニカの宝物
#サイト未収録
#オスティナート大陸
#旧ネリアン大陸
#ヴェルシエル大陸
→ 本日のエルスとティア
「お前にとって性別とは記号でしかないんだろうな。俺にとっての俺の名前と同じように」
「……違うんですか?」
「ルーシーあたりを観察してみろ」
感情が豊かなのと情緒が育ってるかは別問題らしい(これなら俺の方が情緒豊かだろ) byエルス
#サイト未収録
#オスティナート大陸
「お前にとって性別とは記号でしかないんだろうな。俺にとっての俺の名前と同じように」
「……違うんですか?」
「ルーシーあたりを観察してみろ」
感情が豊かなのと情緒が育ってるかは別問題らしい(これなら俺の方が情緒豊かだろ) byエルス
#サイト未収録
#オスティナート大陸
→ お返事
星詠 琴音 さま(2021-12-30)
あああああああああありがとうございますお祝いのメッセージありがとうございます!!!!
とんでもないもったいないとんでもございません!!!!!!!!!!!!(ぶんぶんぶんぶん)
あの…どうか星詠さまがご自身で使いたいものに使ってやっていただいて…それで、星詠さまがほこほこしていただければ久遠悠としてはほんとにそれで十分ですゆえ…!!!(ペコペコ)
お気持ちだけ………!!!
星詠 琴音 さま(2021-12-30)
あああああああああありがとうございますお祝いのメッセージありがとうございます!!!!
とんでもないもったいないとんでもございません!!!!!!!!!!!!(ぶんぶんぶんぶん)
あの…どうか星詠さまがご自身で使いたいものに使ってやっていただいて…それで、星詠さまがほこほこしていただければ久遠悠としてはほんとにそれで十分ですゆえ…!!!(ペコペコ)
お気持ちだけ………!!!
→ お返事
あさ ゆう さま(2021-12-30)
わざわざお返事ありがとうございます(ペコペコ)
な ん か ご 覧 に な ら れ て い る (すっ飛び)
>「世界を作った」って感じ
ひええええええええありがとうございます!!!!
自分の創作の世界というか好きなもの全開にしたいなー!って思いながら作ってたんですけど、そうおっしゃっていただけると嬉しい…嬉しい…(嗚咽)
あさ ゆう さま(2021-12-30)
わざわざお返事ありがとうございます(ペコペコ)
な ん か ご 覧 に な ら れ て い る (すっ飛び)
>「世界を作った」って感じ
ひええええええええありがとうございます!!!!
自分の創作の世界というか好きなもの全開にしたいなー!って思いながら作ってたんですけど、そうおっしゃっていただけると嬉しい…嬉しい…(嗚咽)
→ お返事
あさ ゆう さま(2021-12-30)
お祝いのお言葉ありがとうございます!!
メッセージ送信する場所はここでした…(笑)
メールアドレスを入力されなかった場合は、こちらのリプライのページよりお返事させていただいております。
あさ ゆう さま(2021-12-30)
お祝いのお言葉ありがとうございます!!
メッセージ送信する場所はここでした…(笑)
メールアドレスを入力されなかった場合は、こちらのリプライのページよりお返事させていただいております。
→ お返事
たかば けーさま(2021-12-30)
ありがとうございますありがとうございます…!!!
時間かかりましたけど、たくさん好きなものつめこんで作りました!!
たかば けーさま(2021-12-30)
ありがとうございますありがとうございます…!!!
時間かかりましたけど、たくさん好きなものつめこんで作りました!!
→ お返事
茉莉さま(2021-12-30)
お祝いのお言葉ありがとうございます―――!!!
まだまだ解放されていないところが山ほどあるので、ぽちぽち作って参りますのでよろしくお願いいたします…!!(ペコペコ)
茉莉さま(2021-12-30)
お祝いのお言葉ありがとうございます―――!!!
まだまだ解放されていないところが山ほどあるので、ぽちぽち作って参りますのでよろしくお願いいたします…!!(ペコペコ)
→ こぼれ話
第一楽章 第五小節
「もう一人の招かれざる客 – Empty Blue(鳥の飛べない蒼) –」で、ブランシュに閉じ込められた後のフィディールの話
友情出演、カヤとオズウェル。
#本編未収録
#サイト未収録
カヤ・マツリカの目は同情的だった。
「フィディール、無事ですか?」
「……ああ」
やってくれる。内心で自分を閉じ込めたブランシュに当たり散らす。
折り目正しく、栗色の髪の青年──オズウェルが腰を折ってくる。
「す、すみません、フィディール代理執政官!」
「君が謝ることは何もないだろう。僕のミスだ」
「そ、そうですね。隙をついて逃げられた挙句、閉じ込め返されたなんて、ミス以外の何者でもないかもしれませんね!」
明るくはきはきと悪意なくフォローのつもりで答えてくるオズウェルに、フィディールはやや冷ややかな視線を向けた。
「オズウェル、君はたまに物言いが直截的だな?」
「あ! す、すみません!」
「……構わない。本当のことだからな」
当たってしまったことを反省する。
代理執政官であるフィディールと、専属警護を担う親衛隊でもある彼ら〈盤上の白と黒〉の関係およそこのようなものである。
対外的な主従関係は明確にあるが、仕事仲間といった方が適切だろう。カヤやハインツがフィディールを呼び捨てにしていることも含め。
「オズウェル。ブランシュの件だが、警備隊に連絡を回してくれ」
「了解しました」
「ブランシュの捜索、私も行きましょうか?」
「いや、君は君の仕事を優先してくれ。……ハインツのやつ、まだ見つかってないんだろう」
「まあ、そうですね」
「え、隊長、またいないんですか?」
ぴく、とフィディールの耳が動く。
カヤは知り、オズウェルは知らないだろうが、こちらは徹夜明け。長老たちの協力と支持があったとはいえ養父を謀殺するという大仕事の翌日、計画の要であるブランシュは逃げ出し、おまけに腐れ縁の部下は行方不明。胃がぎりぎりしてくる。ついでに頭も痛くなってくる。
「ええ。いつものことと言えばいつものことですけど。でもまあ、今回は居場所はもうアメーリエに調べてもらってますし」
カヤの口調は諦めきって慣れきったものだった。心なしか眼差しまで冷めきっている。
オズウェルが、はは、と乾いた笑みを浮かべる。
いつものこと。そう、ハインツがいきなりいなくなるのはいつものこと──いつものことであってたまるか。
ブランシュ同様、行方をくらませているふざけた男の顔が脳裏に浮かび、ふつふつと怒りが湧き上がってくる。
「カヤ」
「はい?」
二つ年上の、半分友人でもある女性の名を呼ぶ。
「ハインツを捕まえたら、力づくで書類仕事をさせろ」
その目は、ブランシュに対するもの以上に完全に据わっていた。
それはもうその通りに、とカヤは微笑みながらうなずいた。
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第一楽章 第五小節
「もう一人の招かれざる客 – Empty Blue(鳥の飛べない蒼) –」で、ブランシュに閉じ込められた後のフィディールの話
友情出演、カヤとオズウェル。
#本編未収録
#サイト未収録
カヤ・マツリカの目は同情的だった。
「フィディール、無事ですか?」
「……ああ」
やってくれる。内心で自分を閉じ込めたブランシュに当たり散らす。
折り目正しく、栗色の髪の青年──オズウェルが腰を折ってくる。
「す、すみません、フィディール代理執政官!」
「君が謝ることは何もないだろう。僕のミスだ」
「そ、そうですね。隙をついて逃げられた挙句、閉じ込め返されたなんて、ミス以外の何者でもないかもしれませんね!」
明るくはきはきと悪意なくフォローのつもりで答えてくるオズウェルに、フィディールはやや冷ややかな視線を向けた。
「オズウェル、君はたまに物言いが直截的だな?」
「あ! す、すみません!」
「……構わない。本当のことだからな」
当たってしまったことを反省する。
代理執政官であるフィディールと、専属警護を担う親衛隊でもある彼ら〈盤上の白と黒〉の関係およそこのようなものである。
対外的な主従関係は明確にあるが、仕事仲間といった方が適切だろう。カヤやハインツがフィディールを呼び捨てにしていることも含め。
「オズウェル。ブランシュの件だが、警備隊に連絡を回してくれ」
「了解しました」
「ブランシュの捜索、私も行きましょうか?」
「いや、君は君の仕事を優先してくれ。……ハインツのやつ、まだ見つかってないんだろう」
「まあ、そうですね」
「え、隊長、またいないんですか?」
ぴく、とフィディールの耳が動く。
カヤは知り、オズウェルは知らないだろうが、こちらは徹夜明け。長老たちの協力と支持があったとはいえ養父を謀殺するという大仕事の翌日、計画の要であるブランシュは逃げ出し、おまけに腐れ縁の部下は行方不明。胃がぎりぎりしてくる。ついでに頭も痛くなってくる。
「ええ。いつものことと言えばいつものことですけど。でもまあ、今回は居場所はもうアメーリエに調べてもらってますし」
カヤの口調は諦めきって慣れきったものだった。心なしか眼差しまで冷めきっている。
オズウェルが、はは、と乾いた笑みを浮かべる。
いつものこと。そう、ハインツがいきなりいなくなるのはいつものこと──いつものことであってたまるか。
ブランシュ同様、行方をくらませているふざけた男の顔が脳裏に浮かび、ふつふつと怒りが湧き上がってくる。
「カヤ」
「はい?」
二つ年上の、半分友人でもある女性の名を呼ぶ。
「ハインツを捕まえたら、力づくで書類仕事をさせろ」
その目は、ブランシュに対するもの以上に完全に据わっていた。
それはもうその通りに、とカヤは微笑みながらうなずいた。
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ドミヌス王国にある都市。
複数性という考え方の下、多様な文化を持つ独特な都市。
(side note)
ドイツ出身のアメリカ合衆国の政治哲学者にして思想家、ハンナ・アレントに由来。
#サイト未収録
#ヴェルシエル大陸