RHIZA / Root Origin

RHIZA /
Root Origin

Blue End

E.L.T.H Harsencleva

既存世界(Rhiza) / 旧聖都サン・オラシオン

第三世界(3rd)、第二世界(2nd)

16歳

野望:世界の甘味を食べ尽くして制覇する

第一級監視対象。
対生成者にして〈蒼の終点〉。
あるいは後天的に、上位個体へと変換せざるを得なくなった変異体。
出生、そして成長過程における諸々の事項には、グラール法院により機密指定が掛かっている。
余人が知る必要のない事というよりは、知った所でそれを有効に活用する場が存在しない、というのが本人の弁。
エルスという名は彼本来の名前ではなく、事象の名前。彼が年上年下構わず、敬称をつけて呼ばれることを好まないのは、「記号に敬称をつける理由はない」から。

タイムディスコード時代

その際、エルスの義兄であるアレクセイ・グラシアンがある”対価”を支払ったため、負い目を感じている。

レイ・リコード時代

フェイと呼ばれる謎の小動物と一緒に帝都カレヴァラへやってきているが、詳細は不明。

システム・エミリア・ブラーナから、第二世界へ干渉する権限を後天的に貸与されている。
貸与された権限は、オルドヌング族が持つ干渉権限より上位の権限に相当する。
そのため、〈白の始点〉であるシルヴェステルや、魔法において天才的な才能を持つティア以上のシフト・ドライブを起こせる――のだが、その権限に比例したエーテル干渉力が不足しているため、宝の持ち腐れとなっている。
ただし、当人が特異点であり、第三世界に格納されているエーテルをほぼ一人で運用できるため、第三世界のエーテルを使ってオルドヌング族の特異点に匹敵するシフト・ドライブを起こすことも不可能ではない。
もっとも、本人は、燃費が悪い、という理由で(よほどの事情がない限り)使うことを拒否している。
いわく、制御できない力は力ではなく単なる暴力とのこと。
その他、実務上の理由で第三世界に格納されているエーテルを好き勝手運用できないため、法術士としての実力は現代の法術士とそう変わりない。

Liberation Front of Zenon

Yuri Asher

???

第二世界(2nd)

21歳

特技:片耳ごと耳を動かせる

子どもの頃、生きたまま棺に入れられて嵐の海に流された過去を持つ。

元賢者候補者。

タイムディスコード時代

代替世界にいたシエル・フォルクロア(=エルス)を既存世界に呼び戻した人物。

結果、エルスを諸々の事情に巻き込んだことに、責任を感じている。エルスに構うのは罪悪感からもあるが、元々子どもから好かれる傾向にある模様。相棒のマルタいわく「子どもと同レベルだからしょうがないね」。

Sancta Martel

Maria Harsencleva

既存世界(Rhiza)

第二世界(2nd)

22歳

第三級監視対象。
外周因子として、時空世界の理から外れている。
本来、誰も覚えていられないはずのシエル・フォルクロアとエルス・ハーゼンクレヴァが同一人物であることを覚えている稀有な一般人。

エルスの実母であるシスティーナ・フォルクロアの妹のような存在。幼少の頃、エルスを弟のように可愛がっていた。

ゼノン解放戦線に保護されている。
マルタ・サフリエニと実の姉妹。