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ヴィーズ・エ・トゥール
ドミヌス王国にある、水車と風車の町。
景観が美しい観光都市であると同時、水力と風力で工業が発展した産業都市でもある。
ヴァールベリ音楽宮殿
閉鎖街の一つ。
帝都カレヴァラの人工大陸を支えている中枢。
法則世界の第1777音域を観測でき、かつ上位個体情報を持つ者のみ、入ることができるとされている。
ただし、第1777音域を観測できるが上位個体ではない“ある少女”がヴァールベリ音楽宮殿に入ったという例外がある。
(なお、本来、第1777音域を観測できる者は上位個体である)
白く何もない部屋の中央には台座があり、台座の上には大人一人が入れる水晶がある。
鏡のように磨き上げられたガラスの下には、大量の舟形の棺があり、その日次の中には死んだオルドヌング族の遺体が入っている。
現在は、エーテルの残量を調整するという機能を失った”ヴァールベリ音楽宮殿であってヴァールベリ音楽宮殿ではないもの”が白樹の塔フレーヌに残されている。
法則世界への干渉権限を持つ種族。
かつて、ヴェルシエル大陸を統治していたが、イドの解錠の後、一部の純血種がオスティナート大陸へ亡命した。
一族が持つ強大な力は、世のため人のため誰かのためなら奇跡さえも起こす万能の秘術、真法、と称されている。(魔法という呼称は後付け)
残りの2つの種族と比べて、先天的な気質が全体的に穏やかで平和的。
イドの解錠が起こるまで、一度も私怨による殺人事件が起こったことがない特異な種族でもある。
オスティナート大陸では、誓歴410年に絶滅した一族とされ、ヴェルシエル大陸でもその生き残りはごく僅かである。

オルドヌング族から、何らかの形で第二世界への干渉権限を継承した者として、法術士、導師、戒魔士などがいる。